株式会社川﨑構造設計 便り

福岡市南区の構造設計一級建築士事務所のブログです。

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国立西洋美術館

こんにちは!スタッフの川崎です。
今回は国立西洋美術館について少し紹介します。
写真は私が5月に訪れた時のものです。

美術館外観

2016年に世界遺産登録されたばかりの国立西洋美術館は
東京、上野にある、ル・コルビュジエの建築作品です。
特に、彼が他界した1965年の10年前、1955年の作品で、
それまで積み重ね考えられた手法や特徴をみることができます。

ル・コルビュジエがまとめた近代建築を成り立たせる要点があります。

●近代建築の5つの要点
 1.ピロティ
 2.屋上庭園
 3.自由な間取り(平面)
 4.横長の窓(水平に連続する窓)
 5.自由な立面(ファサード)
     建物の荷重が柱で支えられたことで、外壁はパネルや
     ガラスで自由にデザインすることができます。

また、
●無限成長美術館
コレクションの増加に対応するため、まず中心の核となる部屋を作り、作品の増加とともにらせん状に外側へ展示室を増築していくというアイディアがもととなり、中央ホールから始まる四角い螺旋状の展示室を巡ることができる

といった美術館計画もあります。

美術館室内2

美術館室内1
(内観写真 2階から19世紀ホールを眺める)

現在の国立西洋美術館はル・コルビュジエの設計・建築当時から
何度も改築変更されているようで、
受付カウンターやソファが外され、
広いピロティの一部が室内化されていたり、
外壁のパネルが新しいパネルに交換されていたり、
木の内壁が外されていたりしているようです。

なのになぜ世界遺産?とも思いましたが、
そもそも「無限成長美術館」の原理に基づいて設計されているようで、
フレキシブルに変更出来るようになっていたんですね。


日本初の免震レトロフィットを(免震部材)も採用されており、
地下階から見ることが出来ました。

さて、美術館では企画展と常設展が行われていましたが、
私は常設展のみに行きました。
個人的に気に入ったのは、この果物の絵画。
果物の絵

ぶとうの透明感に驚きました。
5月28日まで公開されていたデンマーク、スケーエン
「デンマークの芸術家村」という展示も、
写真よりリアルで美しいと思った程良かったです。

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