株式会社川﨑構造設計 便り

福岡市南区の構造設計一級建築士事務所のブログです。

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善通寺五重塔(香川県善通寺市)特別公開に行ってきました

こんにちは。スタッフの福島です。

香川県善通寺市にある総本山善通寺の五重塔が4/29~5/6までの8日間限定で公開していましたので行ってきました。善通寺五重塔(国登録重要文化財)は善通寺のシンボルとして親しまれており、総高43mに及びケヤキ造の大塔です。大同2年(807年)の創建以来、台風や火災により、いくたびかの倒壊・焼失を経ましたが、そのたびに再建されました。現在の塔は、明治35年(1902年)に完成したものです。

特別公開ということで内部に入ることができましたが、内部の写真撮影は禁止となっていますので残念ながらその写真はありません。内部には階段があり、二層の回廊まで上がることができました。回廊は屋根先端側に若干下がっており若干斜めになっていました。塔の中心を通る心柱は五層目の屋根より吊られ(懸垂工法)、地上からわずかに浮いています。心柱径は400mmはあったと思います。継手は追掛大栓継ぎでした。屋根を支える柱は、通し柱ではなく、扁平な梁の上に乗っています。

今回の見学で特に気になったのが、柱が浮いていることです。心柱を宙づりにし相輪も一緒に下がるようにすることで、屋根を支える架構部分との変形差を減らし、相輪と屋根との隙間が空くことを防いでいるようですが、この振り子が水平力に対してどのような効果があるのか気になります。
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